伝統的工芸品の指定数で日本一なのは、東京都です。しかも、その差はちょっとやそっとではありません。「伝統工芸が盛んな都道府県」と聞くと、多くの人はまず京都府を思い浮かべるでしょう。ところが経済産業大臣が指定する「伝統的工芸品」に限ってみると、京都府は東京都に次ぐ2位。しかも1位の東京都とは6品目もの差がついているのです。なぜ江戸の街だった東京都が、伝統工芸の"本場"をも上回るほどの数を誇っているのでしょうか。理由を紐解くと、江戸時代の暮らしぶりにまでさかのぼる物語が見えてきます。代表的な工芸品や最新の指定品 ...