医療機器の生産金額で日本一を誇るのが栃木県です。その中心を担うのが、那須野が原に広がるまち、大田原市。全国の医療機器生産額のうち12.3%、実に8分の1近くがここで作られています。世界に目を向けても、この地で作られたCTやMRIは150以上の国・地域の病院に届けられており、"世界中の医療現場を支える縁の下の医療機器王国"といえる存在です。なぜ、東京でも大阪でもなく栃木県の一都市に、これほどの医療機器産業が集積したのでしょうか。歴史をひもとくと、およそ100年前、「日本のエジソン」と呼ばれた人物が興した会社 ...