旅・お出かけ

【都道府県ランキング】地下の深さNo.1観光スポットは青森県!体験坑道で140mへ

2026年7月25日

※本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。

【都道府県ランキング】地下の深さNo.1観光スポットは青森県!体験坑道で140mへ

地下の深さで日本一を誇る観光スポットが、青森県外ヶ浜町にあります。
津軽半島最北端・龍飛崎に建つ「青函トンネル記念館」の体験坑道です。ケーブルカー"もぐら号"に乗り込めば、地上からわずか7分で海面下140mの世界へ。なぜここが"深さ日本一"と言えるのか、実際にどう楽しめるのか、周辺の見どころまでじっくり深掘りします。

青森県が「地下の深さ日本一」である理由

まず押さえておきたいのが、この"日本一"の条件です。
単純な深さ比べなら、実はもっと深い地下施設が日本にはいくつも存在します。

  • スーパーカミオカンデ(岐阜県神岡鉱山、地下1,000m):ニュートリノ観測施設で、通常は非公開。飛騨市主催イベントの当選者のみ見学可能
  • 白蓮洞(新潟県糸魚川市、深さ約513m):日本一深い鍾乳洞とされるが、探検家向けで一般観光客の立ち入りは不可
  • 史跡生野銀山(兵庫県朝来市):非公開区間を含む総延長は地下880mに達するが、一般公開されている観光坑道はそのごく一部
  • 史跡尾去沢鉱山(秋田県鹿角市):観光坑道は1.7kmと長いが、深さそのものは体験坑道ほどではない

つまりこれらは、深さでは勝っていても「誰でも確実にたどり着ける」わけではないのです。

それに対して青函トンネル記念館の体験坑道は、チケットを買ってケーブルカーに乗るだけで、確実に海面下140mまで到達できます。
研究者向けでも、抽選当選者向けでもありません。この「深さが保証された観光地」という条件を満たす場所としては、青森県のこの体験坑道が日本一と言えるのです。

代表的なスポット紹介:青函トンネル記念館 体験坑道

もぐら号

舞台となるのは、外ヶ浜町三厩地区・龍飛崎にある「青函トンネル記念館」。ここから乗るケーブルカーの正式名称は「青函トンネル竜飛斜坑線」、愛称は"もぐら号"です。

地上の記念館駅を出発すると、斜度14度の坑道を下り、わずか7分で海面下140mの体験坑道駅に到着します。世界最長級の海底トンネルである青函トンネルの建設工事で、実際に資材や作業員の運搬に使われていた斜坑をそのまま利用したケーブルカーです。

実はこの"もぐら号"、深さだけでなく別の顔でも知られています。「日本一短い私鉄」「日本一低いケーブルカー」としても紹介されることがあり、乗車体験そのものが目的化するユニークな乗り物なのです。

代表的な体験・アクティビティ

体験坑道に着いたら、そこは青函トンネル建設の過酷さと技術力を体感できる異空間です。

坑道内では音声・照明による演出で、当時の掘削・排水作業の様子が再現されています。実際に使われていた機材や、先進導坑・作業坑の様子を間近で見学できるのも見どころです。地上の記念館棟には青函トンネルの模型・資料・映像展示があるので、先にひと通り予習してから坑道へ向かうと理解がぐっと深まります。

見学ツアー全体の所要時間は約40分。夏でも坑内はひんやりと涼しく、その静けさが「非日常の地下探検」をいっそう印象的なものにしてくれます。

人気の宿・周辺エリア

体験坑道がある龍飛崎エリアには、徒歩や車で回れる見どころが集中しています。

  • 階段国道(国道339号):全長388.2m、標高差70m、362段。車が通れない「歩行者専用の国道」として知られ、龍飛漁港から龍飛埼灯台まで登っていきます
  • 龍飛埼灯台:「日本の灯台50選」に選ばれた灯台。津軽海峡を挟んで北海道の松前半島や函館山を望める日もあります
  • 太宰治文学碑・吉田松陰碑:文人ゆかりの石碑が点在するエリア。観光案内所「龍飛館」(旧・奥谷旅館)で周辺情報も入手できます
  • 津軽海峡冬景色歌謡碑:石川さゆりの名曲にちなんだ碑。ボタンを押すと曲が流れる、定番の撮影スポットです
  • 龍飛崎周遊歩道(帯島方面、約1km):海岸沿いを歩きながら津軽海峡の景観を楽しめる散策コース

モデルコースとしては、体験坑道見学(約40分)→階段国道を登って龍飛埼灯台へ→太宰治文学碑や津軽海峡冬景色歌謡碑など碑巡り→龍飛館で休憩・情報収集、という半日〜1日のプランが組みやすいエリアです。

季節・アクセスのベストタイミング

体験坑道が訪ねられるのは、例年4月中旬〜11月上旬の営業期間中のみ(期間中無休)。
冬季は休業となるため、訪問できるのは春から秋にかけての期間に限られます。その分、坑内は夏でもひんやりと涼しく、避暑を兼ねて訪れる人も多いスポットです。

一方で龍飛崎は津軽海峡に面した岬で、風が強い日も少なくありません。周辺の階段国道や灯台を歩いて巡る際は、季節を問わず防寒・防風対策があると安心です。

なお"もぐら号"は老朽化に伴う修復のためクラウドファンディングが実施された実績があります。営業期間・運行状況は年度によって変動することがあるため、訪問前には青函トンネル記念館の公式サイトで最新情報を確認しておくのがおすすめです。

まとめ

青森県・青函トンネル記念館の体験坑道が「地下の深さ日本一」と言えるのは、単に数字が大きいからではありません。スーパーカミオカンデや白蓮洞のようなより深い場所があっても、一般観光客が確実にたどり着けるのはこの体験坑道だけ、という条件を満たしているからです。

海面下140mで青函トンネル建設の物語に触れたあとは、龍飛崎エリアの階段国道や灯台、文学碑めぐりまで、地上でも見どころが尽きません。次に青森を旅する機会があれば、日本一深い観光体験を目的地のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

出典

-旅・お出かけ
-